高さ100m、幅500mの巨岩が和歌山にあるのをご存知でしょうか。
「一枚岩」と呼ばれ、国の天然記念物にも指定されている巨岩が和歌山の古座川町にあります。
一枚岩
画像:一枚岩
チラホラ植物も生えてますし、パッと見、山です。それほどでかい!写真に入りきりません。
ちなみに、一枚岩には「ヘリトリゴケ」という地衣類(菌類と藻類の共生体)が着生しています。
画像:一枚岩のヘリトリゴケ(白い丸っぽいのがそうです)
なぜ、岩じゃなくそんなことを紹介したかと言いますと、このヘリトリゴケ、なんと日本最大どころか世界最大級の大きさらしいです。
年齢は1,300歳以上。いやー、もはやピンときません。
ふもとには、道の駅「一枚岩」があるので、そこに車を停めてゆっくりと巨岩を眺めたり写真を撮ったりできます。食事もできますよ。
詳細情報(道の駅)
一枚岩の守り犬伝説
画像:道の駅「一枚岩」のスタンプ(うっすらと赤いのは裏が透けてるから。せっかく集めたのに透けるスタンプ帳…)
ご覧のとおり、犬がスタンプに入ってるんですよね。
犬と一枚岩、どういった関係があるのか?というと、この地に伝わる民話からきています。ざっくり内容を書く以下。
岩が大好きな魔物が一枚岩を食べようとしたけど、犬がそれを防ぎ、一枚岩を守ったというお話。
なお、年2回(4月下旬ごろ、8月下旬ごろ)の夕暮れ時の数分間、一枚岩に犬によく似た影が現れます。