和歌山でも最も有名と言っても過言ではない神社「熊野本宮大社」。熊野三山の1つになります。(他の2つは「熊野速玉大社」と「熊野那智大社」)
熊野本宮大社
熊野三山はサッカーにとてもゆかりのある神社なんですよね。
特に、熊野三山の中心であり、全国に3000社以上ある熊野神社の総本宮でもある「熊野本宮大社」は、日本代表チームが勝利祈願に訪れるほど。熊野本宮大社の一角には、日本代表選手たちのサインボール等を展示している建物もあります。
ただ、山奥に位置するので和歌山に住んでいても、大概の方にとっては、なかなか遠い場所にあります。日本代表チームが遠路はるばる熊野本宮大社に訪れるのはなぜか?というと理由は以下。
代表チームのユニフォームに必ず入ってる「八咫烏」はココが由来
サッカー日本代表のユニフォームは定期的にモデルチェンジしていますが、必ず入っているシンボルマークがあります。
それは「八咫烏(やたがらす)」。
画像:大斎原にある大きな鳥居に刻まれている八咫烏
八咫烏は熊野三山で祀られている神さんで、神武天皇の道案内したという故事から「導きの神鳥」として信仰されています。
そういった話に因んで、「ボールをゴールによく導くように」との願いを込められてサッカーのシンボルマークに採用されているんですよね。なお、ユニフォームだけじゃなく、日本サッカー協会のシンボルマークも八咫烏です。
熊野三山と日本サッカーとは深いつながりがあるというわけです。サッカーファンにはたまらない場所なので、機会があれば訪れてみてくださいね。
詳細情報
ちなみに、サッカー『も』有名なだけで、「熊野本宮大社」自体が超有名です。サッカー目的ではない参拝客のほうが圧倒的に多い、ということを誤解のないよう記載しておきます。